放牧希望者へ

放牧希望者へ

公共串内牧場放牧牛取り扱い要領  
放牧牛の取り扱いは次の通りです。(要領の中で管内は、上富良野町・中富良野町・富良野市・南富良野町・占冠村を、管外は、それ以外の市町村を言います。
放牧対象家畜の種類
①乳用牛及び肉用牛の雌。
②乳用牛及び肉用牛の去勢牛。
放牧対象牛の月齢
生後5か月以上のもの(親に付けて放牧される肉用牛の仔牛は、この限りではない。)
放牧予定期間
5月下旬~10月下旬(詳細は牧場利用申込者に通知します)
放牧牛の郡編成
① 人工授精対象牛は、乳用牛と肉用牛を各々別群編成とする。
② 育成牛並びに妊娠牛は、乳用牛及び肉用牛を各々別群編成とする。
③ 肉用妊娠牛及び親子牛については、他の牛群と別群編成とする。
④ 牛群及び1群当りの頭数は、状況に応じて適宜編成します。
放牧条件
① 入牧する牛は、個体識別番号を表示した耳標が装着されていること。
② 除角した家畜であること。
③ 家畜伝染病予防法に規定する必要な検査、注射、薬浴又は投薬を受けていること。
④ 雄畜については、去勢してあること。
⑤ 原則として家畜共済に加入していること。
⑥ 入牧の1ヶ月前までに不活化五種混合ワクチン以上の予防注射を受けていること。
放牧対象牛の防疫等
➀ 牧場において寄生虫(コクシジウム・線虫及び肺虫)の駆虫を行います。
  但し、薬品代は飼養者の負担となります。
③ そのほか、必要に応じて適宜予防策を講じます。
放牧不適牛の取り扱い
入牧時において、明らかに傷病牛と判断されたもの及び発育不良などにより放牧に適さないと判断されたものは入牧を認められません。
入退牧の取り扱い
① 入退牧予定の前日午前中までに連絡が無い場合は対応しないものとする。但し、緊急対応が必要な場合は除きます)
② 妊娠牛は、分娩予定の1ヶ月前までに退牧するものとする。
② 退牧に当っては、開牧から9月15日までは中途退牧加算額を徴収する。
人工授精及び傷病治療
人工授精及び傷病治療は、北海道中央農業共済組合が対応します。
放牧料金
① 管内の放牧料金は次の通りです。
種類 月齢区分 1日1頭につき 授精対象牛1頭1放牧期につき加算額 中途退牧牛1頭1回につき加算額
乳用牛 生後5か月以上 240円 3,050円 1,020円
肉用牛 生後5か月未満 70円   1,020円
肉用牛 生後5か月以上 220円 3,050円 1,020円
② 管外の放牧料金は次の通りです。
種類 月齢区分 1日1頭につき 授精対象牛1頭1放牧期につき加算額 中途退牧牛1頭1回につき加算額
乳用牛 生後5か月以上 270円 3,570円 1,520円
肉用牛 生後5か月未満 90円   1,520円
肉用牛 生後5か月以上 250円 3,570円 1,520円

放牧料金の納入方法
放牧料金は原則として2期に分割し次により納入するものとする。
    第1期  8月中旬(入牧より7月末までの期間分)
    第2期  11月中旬(8月より退牧までの期間)
事故の免責
放牧中の事故防止については万全の策を講じていますが、放牧中に盗難・疾病・熊害又はその他の事故が生じた時は、放牧施設等に瑕庇があった場合を除き、富良野広域連合はその責任一切を負わないものとします。
放牧中の傷病及び事故処理
放牧期間中の放牧牛に傷病又は事故を生じた時は、死亡等の重大な場合を除き広域連合長の判断により適宜処理し、後日飼養者に連絡することとしますが、その処理に係る経費については飼養者負担とします。尚、長期間治療を要すると認められる場合には飼養者に退牧を願うことがあります。
死亡牛の処理
放牧牛が死亡した時は、飼養者及び関係機関に連絡の上、獣医師の指示に基づき適宜処理します。尚、処理に係る経費については、飼養者負担とします。
放牧牛の申込み
① 申込書類は、所属の農業協同組合等を通じて配布しますが、別に必要な場合は富良野広域連合公共串内牧場へ請求願います。

② 申込書には、必要事項を漏れなく記載願います。